社労士法制定55周年の記念事業として、
海岸清掃を企画しました。
海ごみゼロウィーク2023に参加したした。
海ゴミゼロウィークで、青いアイテムを身につけて清掃をすることを推奨されていました。
担当班のメンバーで盛り上がり
お揃いのポロシャツを作ることにしました。
何故かこんなデザインに💦💦
記念事業担当班の私達は朝から準備してました。
当日は70名もの会員とその家族が参加してくれました。
そして当日は、ただ海岸清掃をするだけではなく、
プラスチックが及ぼす海への影響について
愛媛大学沿岸環境科学研究センターの
野見山 桂 先生に講義して頂きました。
兎に角、この話がすごく良かったです。
何故良かったというと、
プラスチックゴミの問題がよくわかったからです。
なんとなくは知っていましたが、
講義を聞くと、プラスチックに対する考え方が変わりました。
そして、何より海岸清掃の仕方が変わりました。
今までも海岸清掃をしたことがありましたが、
これまでは、基本的に目に付く大きなゴミを拾っていました。
しかし海には、手で拾うのは困難なくらい
小さな発泡スチロールの破片や、色の付いためっちゃ小さな粒粒、
農薬を入れる小さなマイクロプラスチックや、
牡蠣の養殖に使われるプラスチックのリングも沢山落ちていました。
堀江の海もきれいに見えますが、実際ゴミを拾い出すと
本当に小さなプラスチックが沢山落ちていました。
話を聞いた後にゴミ拾いをすると、ほとんどの人が移動しません。
何故かと言うと、同じ場所に拾いきれないくらいの
小さなマイクロプラスチックや
粉々になった発泡スチロールが落ちてるからです。
拾っても拾っても拾い切れません。
野見山先生曰く、このようなプラスチックゴミをなくすためには
蛇口から止めることが大切なんだそうです。
海岸清掃だけでは、海洋ゴミはなくならなくて
その手前の蛇口から止めることが重要で、
海岸清掃は、意識改革のための動機づけなんだそうです。
最近、ストローもプラから紙に変わってきているところが多いですが、
この紙ゴミも焼却する関係で、最近はCO2の量が増えているそうです。
今まで知らなかったんですが、
スクラブ入り洗顔フォームや歯磨き粉、そして化粧品などに
使用されている微粒子状マイクロプラスチックビーズが
下水処理を通り抜けて海に流出し、生態系の
食物連鎖に影響を及ぼしているそうです。
海に流出した小さなマイクロプラスチックビーズの
回収はほとんど不可能だそうです。
先生が言われているとおり、蛇口で止める、
そもそも使用しない、使わない、
海に流出ささないようにするしかないなぁと
野見山先生の話を聞いて深くそう思いました。
回収したゴミ達です。
おまけ
同日、高専の役員会も開催されて
ゴミ拾いが終わった後は、そのまま新居浜へ直行です。